ヒシ科ヒシ属 分布 北海道・本州・四国・九州 花期 7〜10月 特長 果実がおしぶれたような形なので「ひしぐ」からヒシと呼ぶようになった。池や沼に生える1年草。葉は水面に浮き、長さ・幅とも3〜6センチの広菱形で上半部に不揃いの鋸歯がある。表面は光沢がある。裏面と葉柄は有毛。葉柄の中央部がふくらみ浮き袋の役目をしている。花は直径約1センチで白色。花弁・萼片・雄しべは4個。子房は中位で2室、片方だけが成熟する。 撮影手記 ため池や沼地に生える。時には、沼を覆うほど繁殖する。実が食べることができ、中国では栽培されているそうだ。 03年、渡良瀬遊水地で、23年、静岡県へヤクシマアカシュスラン撮影後、名もないため池にヒシがびっしり生えていた。アッブで撮影すると、なかなかきれいだ。 |
2003年8月24日 渡良瀬遊水地 キャノンEOS−1 タムロン90ミリマクロ |