シモバシラ(花)

シソ科シモバシラ属

分布 本州関東以西・四国・九州

花期 8〜9月

特徴

多年草。山地の木陰に生える。茎は4稜形でややかたく、高さ40〜90センチになる。葉は長さ5〜30ミリの柄があり長楕円形で、長さ8〜20センチ、幅3〜5.5センチ。鋸歯があり、表面に毛がある。上部の葉腋から花穂をだし、唇形花をつける。花冠は白色で約7ミリ。冬になり、地上部が枯れても根は生きており、水分を吸い込む。それが、外気の気温により、茎の中にあがってきた水分が凍り、茎を破り外へふきだす。道管まで壊してしまうと、氷の花は見ることはできなくなる。

撮影手記

12月から1月はじめにかけて、高尾山に行く目的は氷の芸術・シモバシラを撮影だ。最近は温暖化のせいか、1月に入ってから見られることも多く、全く観察できない年もある。

左 2001年9月16日 高尾山
キャノンEOS−1 EF100ミリマクロ
 1983年10月2日 高尾山 キャノンF−1 FD100ミリマクロ
     
2021年9月19日 高尾山  キャノンEOS6DU EF50ミリマクロ オリンパスTG−6
        

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