タマガワホトトギス


ユリ科ホトトギ゛ス属

分布 本州・四国・九州

花期 8〜11月

特徴

茎はほとんど無毛で、高さ0.3〜1メートル。斑点は少ない。葉は広楕円形で長さ8〜18センチ。先は急に尖り、基部は心形で茎を抱く。茎や葉に毛はない。 花は茎頂と上部の葉腋に散房花序につき、花被片は黄色で斜めに開き、内側には紫褐色の斑点がある。長さは約2センチ、内片は長楕円形、外片は広長楕円形で内片よりはるかに幅広く、基部に大きなふくらみがある。

撮影手記

黄色のホトトギスは珍しい種が多い。 が、このタマガワホトトギスは分布も広く、比較的見る機会は多い。85年、南アルプス北岳の下り道、疲れた足をタマガワホトトギスが足を止めた。リュックからカメラを取りだし、一息入れてから撮影。

左 1985年8月5日北岳
キャノンF−1 FD100ミリマクロ

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