カイコバイモ

   
   1989年3月26日 東京都
キャノンF−1 FD100ミリマクロ
 2002年3月17日 東京都
キャノンイオスー1 EF100ミリマクロ
危惧種1A類

ユリ科バイモ属

分布  山梨県・東京都・静岡県(絶滅)

花期 3月

特徴

一歩の違いでカイコバイモという名前でなくムサシコバイモ?という名前になっていたと聞いたことがある。カイコバイモは、園芸目的に採取され、静岡県では絶滅した。
山野の林床に生える高さ10〜20センチの多年草。葉は茎の上部に、対生する2個の葉と輪生する3個の葉がある。花は茎頂に<1個、下向きにつき、椀状鐘形下部で外側に張り出し、長さ1.5〜2センチ。花被片は淡黄色で淡紫色の網目状の薄い斑紋があり、密腺は花被片の基部近くにある。柱頭は3裂し、葯は白色。花糸や花柱は平滑。

撮影手記

89年、東京都のある公園のに自生地にごくわずか自生している、カイコバイモを撮影。かわいい花に、魅惑してしまった。02年、子守として連れてきた息子たちに日よけ用傘をさしてもらい撮影。その後息子達は公園の中、走り回って遊んでいた。(もちろん、植物の生えていない道路で)
かねてから、甲斐の名前がつく山梨県で撮影をしたかった。
15年に名前にある甲斐の国、山梨県において撮影。

上 2015年4月12日  山梨県 キャノンEOS50D EF50ミリマクロ
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