シュロソウ科ショウジョウバカマ属 分布 北海道・本州・四国・九州 花期 3〜7月 特徴 ショウジョは少女の意味ではなく狸々のこと。狸の赤い顔に、葉をハカマにたとえたもの。山地の沢沿いや林野の湿ったところに生える多年草。根生葉はロゼット状につき、倒披針形で長さ5〜20センチ。しばしば葉先に小苗ができる。花茎は高さ10〜30センチ。鱗片葉が数個つく。茎頂に短縮した総状に数個の花を横向きにつく。花披片は淡紅色から濃紅紫色。まれに白色、長さ1〜1.5センチ。基部はややふくらみ、花後も緑色になって残る。雄しべは6個。花糸は花披片と同長かやや長い。葯は紅紫色。 撮影手記 雪解けともに咲くショウジョバカマ。亜高山帯まで生えていて、場所によっては7月でも見ることが出来る。カタクリやコシノコバイモともに春早い弥彦の森にて撮影した。 左 1984年4月15日 新潟県・弥彦山 キャノンFD−1 FD100ミリマクロ |