ナベクラザゼンソウ

希種

サトイモ科ザゼンソウ属

分布 長野県・岐阜県・山形県

花期 6月

特徴

多雪地方の湿地に生える高さ20〜50センチの多年草。葉は腎円形で、普通長さより幅のほうが広い。花は葉の展開と同時に咲き、仏炎苞は暗紫色で小型、長さ5〜8ミリ程度。花は葉の展開後成熟する。

撮影手記 

Tさん・Mさん・Uさんと長野県の自生地へ行く。小雨降る中、道を外れ沢を下り、自生地へ。暗く、ストロボたいて撮影した。 最近新種(2002年)に登録されたばかりの種ヒメザゼンソウは、葉が終わりのころ開花するが、ナベクラザゼンソウは開花と新葉が一緒である。花期が終わると前向きにペッタと首が倒れる。まるで、せっかく来ていただいたのに、終わってしまいゴメンナサイと、言っているようだ。

左 2003年6月29日 長野県
キャノンEOS−1 EF50ミリマクロ
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