サトイモ科ザゼンソウ属 分布 北海道・本州兵庫県以北 花期 5〜6月 特徴 湿地や湿潤な林内に群生する。根茎は太い。花序は葉に先だって開花する。花茎は高さ10〜30センチ。仏炎苞は白色卵形で長さ10〜15センチ。円桂状の花序を包む。 撮影手記 1 90年の五月の連休に、妻と ミズバショウで有名な鬼無里湿原をたずねる。オオヤマザクラが咲く奥深い山里の湿原を白く輝くミズバショウは美しかった。 |
撮影手記 2 ミズバショウといえば尾瀬、ただし尾瀬ヶ原ではなく、裏燧林道の上田代にて。09年、トガクシショウマを目的として御池から裏燧林道を歩く。歩き始めて、すぐミズバショウの花が咲いていた。が、先を急ぐため、数枚撮影にとどめる。雨が降り、滑りやすい林道歩きになり、何回もすっころびながら行く。トガクシショウマを自生地で撮影してからの帰路、時間に余裕がややあったのでミズバショウを改めて撮ることにした。 ミズバショウの花の季節てあり、にぎわう尾瀬であるけれど、ここ裏燧林道は静かな山歩きを楽しめた。 |
撮影手記 3 14年、尾瀬と言えば尾瀬ヶ原に咲くミズバショウがあまりにも有名。ただ、私は何度も尾瀬を訪ねたがその代名詞といえる尾瀬ヶ原のミズバショウを撮影していなかった。 14年、念願のミズバショウの季節の尾瀬ヶ原を歩いた。雲ひとつもない青空。天気良すぎて撮影に困るくらい。至仏山・燧ヶ岳を背景に群生するミズバショウは絵になる。そのミズバショウも近年はシカの食害にあい、かなり数を減らしているそうだ。水中に咲くミズバショウは、この時期ならではのこと。 |