サルトイバラ科サルトイバラ属 分布 日本全土 花期 4〜5月 特徴 山野の草原や林内、林縁などに生える。枝に鈎状の刺が散生する。刺と葉柄の巻きひげで他物にからみついて、茎を伸ばす。葉は互生。葉身は長さ幅とも3〜12センチの円形〜楕円形。先端は小さくとがり、基部は円形。ふちは全縁。革質で、表面には鈍い光沢がある。両面とも無毛、脈は3〜5個、表面でへこむ。葉柄には托葉から変化した長い巻きひげが1対ある。雌雄別株。葉の展開と同時に葉腋から散形花序をだし、淡黄緑色の小さな花を多数つける。花被片は6個、長さ約4ミリの長楕円形で、上部はそり返る。雄花の雄しべは6個。雄花の雌しべと雌花の仮雄しべはともに退化して、ほとんど目立たない。果実は液果。 撮影手記 富士山周辺のある山の自然観察会に参加。トウカイスミレを撮影し、富士山の絶景に声を上げ、昼食を山頂でとり、下山。撮影のため、みんなより遅れて行くと、先を行く仲間が立ち止まり、何かを撮影していた。見るとサルトイバラであった。 左 2015年5月3日 山梨県 富士宮市 キャノンEOS 50D EF50ミリマクロ |
2020年12月6日 高尾山 オリンパスTG−6 |
2021年11月23日 高尾山 オリンパスTG−6 |