絶滅危惧2類 ラン科ヒメノヤガラ属 分布 本州中部以西・伊豆諸島・四国・九州 花期 8~10月 特徴 常緑広葉樹林帯の林床に生える、高さ10~20センチの多年草。地面をはってから立ち上がる茎は赤身をおびる。葉は濃い緑色で中脈は淡緑色。花は穂状につき、やや上向きに平開する。がく片は緑褐色で花被片は白。 撮影手記 23年、静岡県のある場所にヤクシマアカシュスランが咲いていると聞き、花仲間と行く。林道に車を停め、林の中を進んでいく。よく、こんなところに咲いているのを見つけたものだと感心しながら自生地へ。残念ながら開花にはやや早すぎって再チャレンジしなくては。 24年、去年より一週間遅れて尋ねる。蕾が多く、かろうじて一株の一つの花だけ咲いていた。翌週行くか、どうか迷ったけれど、遠江市の一の宮の御朱をいただくことを理由にして、尋ねる。蕾だと思っていたのは、すでに花が終わり果実とわかり、先週咲いていた株がふたつ花をつけていたので撮影することができた。 |