ラン科ムヨウラン属 分布 本州茨城県以南・九州 花期 8月 特徴 常緑広葉樹林帯の林床に生える、高さ20〜40センチの腐生ラン。茎は黒くて硬く少し分枝する。花は午前中開花する。背萼片と側花弁は内側は淡黄褐色で開き、唇弁は白色で先が紫色を帯びる。長い間クロムヨウランと同一されていたが、近年、クロムヨウランは全く開花しないことがわかり、開花するのをトサノクロムヨウランと分けた。 撮影手記 86年、猛烈なヤブ蚊の襲来に会いながら撮影。美しい紫色の唇弁がうまく撮れず再撮影を狙っていたが機会に恵まれなかった。 17年、Kiさんに案内していただき、やっと念願が叶った。晴れの日の午前中にしか咲かないと図鑑には掲載されていたが、雨上がりの曇り空の下、ヤブ蚊に食われながら、花が開くのを待って撮影をした。 20年は町田市。21年は八王子市でやはりヤブ蚊に襲われながら撮影をした。 |
2017年8月11日 埼玉県 キャノンEOS 70D EF50ミリマクロ |
2020年8月2日 東京都町田市 キャノンEOS6DU タムロン90ミリマクロ |
1986年8月24日 静岡県富士市 キャノンF−1 FD100ミリマクロ |