ラン科チドリソウ属 分布 北海道・本州中部以北 花期 7〜8月 特徴 亜高山〜高山帯に生える30〜60センチの多年草。葉は茎の中部以下に4〜6個互生し、広線形で長さ10〜20センチ、幅1〜2.5センチ、基部は茎を抱く。 花は茎頂に穂状花序にやや密に多数つき、淡紅紫色で、側花弁は斜卵形で長さ4〜6センチ、唇弁は卵状くさび形で長さ6〜8ミリ、先は3中裂する。 撮影手記 91年大菩薩山の尾根道は気持ちの良いササ原が広がる。そこに、テガタチドリが風にゆられていた。ガスが出って来て、いろいろ構図を考えながら時をかけて撮影をした。その後大菩薩山は鹿の食害により、お花畑はかなり縮小したとか。今でもテガタチドリは咲いているのだろうか。 18年、北岳。あえぎながら草すべりを登り切ると、そこは高山植物のお花畑広がる別世界。テガタチドリを撮影し、本日の宿泊する肩の小屋めざして歩き始める。 左 1991年7月7日 大菩薩峠 キャノンF−1 FD100ミリマクロ |
2022年7月10日 山梨県 キャノンEOS6DU EF50ミリマクロ |