タカネサギソウ

   
2022年7月10日 山梨県  キャノンEOS6DⅡ EF100ミリマクロ 
 ラン科ツレサギソウ属

分布 北海道・本州・中部以北

花期 7~8月

特徴

亜高山帯の湿った草地に生える、高さ10~20センチの多年草。葉は数個つき、一番下の葉が大きく、葉身は長楕円形~楕円形、長さ3~4cm、幅約センチ。水平よりやや上向きにつく傾向があり、先は鈍頭、基部は茎を抱く。上方の葉は披針形、段々小さくなる。花は茎頂に5~10個つき、淡緑~黄緑色。苞は披針形、花より長い。背萼片は卵形、長さ3.5~5.5センチ、側萼片は披針形、背萼片と同長。側花弁は長卵形、背萼片よりやや長い。唇弁は舌状、長さ約8ミリ、幅約4ミリ。距は長さ7~14ミリ、蕊柱は平たく、葯室は上部で接近する。

撮影手記

22年、ある山において、タカネアオチドリ・ミヤマチドリ・ヒメムヨウラン・コハクラン・ノビネチドリ・ニョウホチドリ・カモメラン・ホソバキソチドリなど、まさにラン・ラン・ラン 最高の気分だ。だが花に酔ったのか、寝不足の上、急な登山道の登りの疲れ・一人長距離マイカー運転が重なり、頭痛してきて、やや集中力にかけてしまい、この日最後に撮影のヤマサギソウ。今思えば やや悔い残る撮影になってしまった。

トップヘ  ラン科へ