ラン科シュスラン属 分布 東京都伊豆諸島・千葉県 花期 9月 特徴 常緑樹林内に生える、高さ10〜20センチの多年草。 茎は地上を這い立ち上がって花をつける。葉は長さ3〜4センチの卵形で濃い緑色、中央に白く太い筋が入る。花は小さくて多数つき、汚白色で少し紅色を帯びる。 撮影手記 以前は、オオシマシュスランもハチジョウシュスランも同一種と言われていて、今でも私個人的には同じと思っている。 伊豆諸島では、普通に見ることができるといわれているオオシマシュスラン。しかし本州ではかなり珍しい部類に入るのではないだろうか。 08年、千葉県のある山へ一人撮影に行く。この山は、オオシマシュスランの他、カゲロウラン・シュスラン・ミヤマウズラ・マヤラン・サガミランモドキも見ることのできる素晴らしい山である。エビネの葉も見つけた。はたして、ナツエビネか、エビネのどちらか、いつか確かめたい。また、葉に斑があるカゴメランもごくわずか生えている。 17年はKiさんと行き、野生ラン撮影を満喫した。 23年、19年の台風により自生地は大きく荒れてしまい、尋ねたときは残念な気持ちで一杯だった。 |