危惧種1B類 ラン科ウチョウラン属 分布 中部・関東北部 花期 7〜8月 特徴 亜高山帯の草地に生える、高さ10〜30センチの多年草。細長い葉を2〜3枚つける。花は紅紫色で一方に偏ってつける。唇弁が広く先は3裂し裂片は丸い。 撮影手記 91年、妻と山梨県のある山へニョウホチドリを求めて登る。ウチョウランと異なりあまり花姿に変化はないことから、マニアから盗掘は免れてきたが油断はできない。なんとか見つけて撮影することができた。 20年、ニョウホチドリを訪ねるため29年ぶりに、その山を登る。残念ながら花期は遅めで良い被写体がねなかった。最近、この山はシカの食害がひどく、ニョウホチドリが食われてしまうと、心配である。 22年、前回はやや花期が遅かったので今回は一週間早めて自生地を訪れたが、わずか一か所三株しか見つけることができなかった。翌週、山梨県の別の山において、やっと納得できる株に出会い、撮影することができた。 |