準絶滅危惧種 ラン科マメズタラン属 分布 本州宮城県以西・四国・九州 花期 特徴 常緑樹林内の樹幹や岩に着生する。針金状の根茎で結ばれた長さ5ミリほどの偽鱗茎に肉厚で楕円形の葉一枚つける。花は淡黄緑色。径約4ミリと非常に小さい。 撮影手記 ムギランはかねてより撮影したいと思っていた。古寺の大木に着生していることは以前から知っていたけれど、樹のかなりの高所で、姿は確認できても小さな花は撮影はできないと思っていた。ところが、花友から背を伸ばす位置に着生しているよと、聞いた。開花に合わせるのが、これまた難しい。非常に開花期間は短い。長年観察続けているEさんから今咲き始めたと、翌日朝一番で現地に行き、背伸びしてTG-6で小さすぎる花を撮影することができた。おかげさまで長年の宿題の野生ランを撮影することができた。 |