ラン科サイハイラン属 希種 分布 北海道・本州・四国 花期 5月 特徴 1995年 新種として登録。北海道・藻岩山で発見されたことが名の由来。高さ20~40cmになる多年草。偽球茎は球茎で、サンゴ状の根と花茎を出し、普通葉はまったくない。花茎の先端に褐色を帯びた赤紫色の花を総状に一方に偏ってつける。萼片と側花弁は線状披針形で、唇弁の基部は少しふくれる。花被片はあまり開かず、下向きに咲く。 撮影手記 私にとってまさに一期一会の花であった。葉はなくラン菌に完全に頼って生育し、ラン菌がなくなると消滅してしまう。ここの自生地も翌年には消えていた。残念ながら、ここでは二度と見ることができない。 |