危惧種1B類 ラン科コハクラン属 分布 長野県・山梨県 花期 7月 特徴 1956年鈴木吉五郎氏と伊藤氏が発見。親属と認定される。和名は花の色を琥珀から。針葉樹林帯にひさやかに咲く高さ20〜40センチの多年草。 葉は幅2〜2.5センチ、長さ15センチ前後で縦ジワが多い。花は顎片が鈍い金色で筋が入る。唇弁は白色で小豆色の斑紋がある。 撮影手記 88年、kさんが貴重なコハクランの情報を得て、八ヶ岳にMさんともに行く。周りの風景にとけ込んでいて、見つけにくい。花色は名前の通り琥珀色で美しい。数は少なかった。 93年、Kさん・Mさん、それに妻もつれて再び自生地へ。前回撮影できなかった葉が撮影できた。 それから、なかなか見る機会かなかったが、22年、山梨県のある山へタカネアオチドリを探しに行ったとき、この山にもコハクランがあると聞いていたので、一生懸命探して見つけることができた。29年ぶりに再開をはたすことができ。うれしかった。 翌年、富士山へ花友のEさん・カヤラーさんと雨上がりの樹林帯で再会することができた。一時は雨脚強く、見つけても一眼レフはリュックから出せないと思ったけれど、コハクランを見つけたときに幸いに雨がやみ、無事撮影することができた。 |