ラン科ツレサギソウ属 分布 北海道・本州・四国・九州 花期 7〜8月 特徴 日当たりの良い湿原に生える。茎の高さ20〜40センチの多年草。葉は1個で広線形、長さ3〜7センチ、基部は茎をだく。鱗片葉は茎に直立して目立たない。穂状の花序に一方に片寄って淡黄緑色の花を数個まばらにつける。距は長さ1.5〜1.8センチ、後方にはねる。 撮影手記 尾瀬ヶ原の夏。ツレサギソウ属のマイサギソウ・コバノトンボソウ・ホソバノキソチドリ・コバノトンボソウ・オオヤマサギソウが咲いている。どれも似ていて鑑定にとまどう。そのなかでもコバノトンボソウは一番見分けるのが簡単。花数は少なく、特徴ある細長い距が飛び跳ねているようで見分けられる。 |
1985年7月21日 尾瀬ヶ原 キャノンF−1 タムロン90ミリマクロ |