準絶滅危惧種 ラン科アツモリソウ属 分布 北海道・本州・四国 花期 5〜6月 特徴 山地の林下に生える高さ10〜20センチの多年草。葉は茎の先に3〜5cmの大きさで2枚対生する。 花は2枚の葉の間から花茎を伸ばし、その先に垂れ下がって咲く。花は小ぶりで薄黄緑色から薄黄色の唇弁に赤い筋がある。 左 1987年5月24日 栃木県日光市 キャノンF−1 FD100ミリマクロ |
撮影手記 樹林の中にひそむ妖精と言えるようなラン。 87年、Tさんに栃木県の自生地を教えていただき一人行く。当日は駐車場に止めた車が泥土にスリップしてしまい、地元の人に助けてもらうアクシデントがあったが、無事撮影できた。 89年、Mさん・Kさんと清澄山において撮影。このときはまだヤマヒルに汚染されていなかった。 12年、今は亡きプロカメラマンのArさんに案内していただき富士山で撮影することができた。 21・22・23年、山梨県のある山でコアツモリソウを撮影。ある場所にはある、たくさん生えていると言った感じだ。なかには貴重なシナノコアツモリソウも咲いていた。 |