危惧種1B類 ラン科アツモリソウ属 分布 北海道・本州中央部 花期 5〜7月 特徴 低山帯から亜高山帯の草地や明るい林内に生える多年草。高さ20〜40センチ。花は濃紅紫、脈の色は目立たない。唇弁はまるい。葉は3〜5個、互生する。 撮影手記 1 85年TさんKさん、MAさんと、山梨県のある山へ。ホテイアツモリを見つけることが出来た。と、言っても、他のハイカーがいるため、仲間に「ホテイアツモリソウが見つかったよ」と大声でいうことはできない。「オ〜イ!ホの字」と、呼びかける。もっとも、ホテイアツモリに惚れているので、この言葉もありと思う。 86年、当時は入山規制のなかった北海道・崕山。地元の人の案内でTさん・Mさん・Kさんと登る。目的のホテイアツモリソウをはじめトチナイソウ・サクラソウモドキ・オオヒラウスユキソウなど貴重な野草を見ることができた。 |
撮影手記 2 このHPは、ホテイアツモリソウのような貴重な野草の自生地をくわしくは書かない。が、長野県の入笠山の自生地?は例外。 本来の自生地とは言いがたく、隣の釜無山に自生していたホテイアツモリソウを移植し、保護したもの。 入笠山の観光の目玉であり大いに宣伝している。自生地には大きな看板があり、ロープウェイの事業員に聞けば教えてもくれる。道順さえある。有刺鉄線で囲い監視カメラもある。近づけないが望遠レンズ使えば、感嘆に撮影はできる。 ホテイアツモリソウのような貴重な野草は、このように保護しないと消えてしまうのだろう。 |