危惧種1A類 ラン科クモキリソウ属 分布 岩手県・栃木県・山梨県 花期 7月 特長 亜高山帯の草地に生える、高さ3~4センチ。葉が2枚・長さ1~2センチ。花茎は総状花序。萼片は線状で緑色、背萼片はほぼ直立し、側萼片は前方に突き出て,上面に紅紫色の筋があり、側花弁は糸状で下垂する。唇弁は倒卵形で緑色、黒色の筋が入り、基部から中ほどにかけては、縁が内側に巻き込み、先端部分は下垂して先が小さく尖る。唇弁基部には緑色の三角状の突起がある。 撮影手記 スズムシソウというより、ジガバチソウの高山型のように見える。近年発見され、数も少なく非常に希な野生ラン。したがい、ここでは詳しくは述べることはできない。 |