危惧種1A類 ラン科ガンゼキラン属 分布 東京都・静岡県より以西 花期 5〜6月 特徴 常緑広葉樹林帯の林床に生える高さ50〜70センチ多年草。根元には円錐状のバルブ(偽鱗茎)がある。葉は大きく長さ20〜40センチ、幅5〜8センチで縦じわがある。6〜7個互生する。花は多数つき、花弁は鮮やかな黄色で唇弁の前縁は細かく縮れ、赤褐色。 撮影手記 85年 、Tさんの幼なじみである桶川沼のトンボの研究で有名なOさんに静岡県に咲くガンセキランの自生地へKさん・Mさんともに案内していただいた。川の崖に咲いていたガンセキランは静岡県唯一の自生地だそうだ。 02年伊豆諸島のある場所にガンセキラン大群落があり、泊まり込みなら案内できると言われ、休みをとって出かける。崖地に百本以上のガンセキランが密生しており黄色のお花畑になっていた。案内していただいた方に感謝して、カメラのシャッターを切った。 24年、Eさん・Gさんと尋ねる。伊豆諸島の島を尋ねる。22年前にガンセキラン撮影したのが五月下旬だったので、連休に尋ねた今回はさすがに咲いていないと思っていたけれど咲いていた。びっくりだ。ガンセキランの群生地、以前より群生が狭くなったようだ。盗難というより、逆に人の手が入っていないせいか、ササが生い茂り、ガンセキランを追いやってしまったように思う。 22年前に尋ねたときは、キリシマエビネとガンセキラン見るのに5月の前半と後半に分けた行ったのに 両方とも見ることができるとは思わなかった。、 |