危惧種1B類 ラン科ミヤマウズラ属 分布 北海道・本州中部以北 花期 7月 特徴 高さ4〜7センチの小型の着生植物。茎は細く、楕円形の先端が尖った葉が1個ある。6〜7月、淡紫色の花を3〜5個、片側に疎らにつける。萼片と側花弁がかぶと状になる。唇弁は舌状楕円形で、側裂片は小さく目立たず、中央部に縦に濃紫色の斑紋がある。距は萼片より短く、前方に曲がり、先端は円い。 撮影手記 正直フジチドリの撮影は無理だと思っていた。絶滅危惧種であり、樹木のかなり上部に着生しているからだ。そんなフジチドリを目の前で撮影できたのは私にとって、まさに僥倖であった。ということで、自生地を都道府県を含め、詳しく述べることはできない。 |