オモダカ科サジオモダカ属 分布 北海道・本州中部以北 花期 6〜10月 特徴 葉がさじのような形なので。根茎は乾燥させて漢方薬に利用されている。水田や池など浅い水中に生える多年草。葉は根生し長さ20〜50センチの柄がある。葉身は長さ5〜17センチ。幅3〜7センチの卵状長楕円形。花茎は高さ0.5〜1メートル。数個ずつの枝を輪生し、各枝はさらに小枝を輪生する。白花で直径7〜8ミリで午後開く一日花。 撮影手記 本業が米屋の私は、03年冷夏の年。平成米パニックの再来かと危機感を持ち、契約している新潟県の米の生産者を訪ねる。時間的に余裕があったので、野鳥の飛来地で有名な福島潟に立ち寄る。途中の休耕田で、田んぼの雑草のひとつサジオモダカが咲いていたので撮影をした。福島潟周辺の頭たれない稲を見て、一月後の新米商戦に心暗くなった。(この時はその後に流通側にパニックが起きた。) 左 2003年9月4日 新潟市 福島潟 キャノンEOS−1 タムロン90ミリマクロ |