ミズアオイ科ホテイアオイ属 分布 帰化植物 熱帯アメリカ原産 花期 8〜10月 特徴 熱帯アメリカ原産で、世界の暖地に広く帰化している。英名はウォータヒヤシンス。日本には明治初期観賞用として渡来し、野生化している。草丈12〜15センチの多年草。根出葉は束生し、葉柄の中央が多胞質になってふくらみ、浮袋の役目を果たしているのが特徴である。花序は総状花序になり、直径3センチの淡紫色の花を多数つける。花は1日ですべて開花し、翌日には基部から曲がって水中に沈む。 世界の嫌われ者の害草として有名。繁殖力強く、河川や湖・沼を覆い尽くし、船などの交通の妨げや既存諸物やそこにすむ魚を駆逐し、アフリカでは青い悪魔と呼ばれている。 撮影手記 羽生市のムジナモを見に行った時、道の駅に昼食取るために寄る。駅の名物か、客寄せか?休耕田にホテイアオイが群生し、花開き、一面青いお花畑。売店にも一株¥90で販売していた。ホテイアオイは園芸店やホームセンター等で簡単に手に入る。今のところ、日本ではホテイアオイの問題化になっていないが、九州におけるウオータキャベツのように駆除するのも大変なことにならなければ良いのだが。 水を浄化する性質があり、水質対策に放流する計画を前に聞いたことはあるが、水質がたとえきれいになっても、それ以上大きな害になってしまうと思う。 |