スズメノテッポウ

イネ科スズメノテッポウ属

分布 北海道・本州・四国・九州

花期 4〜6月

特徴

田起こし前の水田や畑などに普通に生えている高さ20〜40センチの1〜2年草。農家の形にきらわれている雑草のひとつ。茎は基部で曲がり斜上し、葉とともに緑白色を帯びる。葉は線形で扁平、長さ5〜15センチ、幅1.5〜4ミリ。葉舌は白い膜質、長さ2〜5ミリ。
花序は細長い円柱形で小穂を多数つけ、長さ3〜8ミリ、幅3〜5ミリ。小穂は広卵形で長さ3〜3.5ミリ、小花は1個つく。包類は鈍頭、小花と同長で背面の下部に圧毛がある。芒は長さ約3mm、わずかに小穂の外にでる。雄しべは3個あり、葯は長さ0.6〜1mm、クリーム色で花粉を飛ばし乾くと橙黄色〜黄褐色になる。

撮影手記

08年、Tさん・Mさん・Kiさん・Uさんと栃木県へ撮影に行った時、目的の花を撮影後、待ち時間を利用して川の近くにある休耕田にて撮影した。


2008年5月18日 栃木県大田原市
キャノンEOS 40D EF50ミリマクロ
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