ウツギ

ユキノシタ科ウツギ属

分布 北海道南部・本州・四国・九州

花期 5〜7月

特徴

和名は茎が中空(うつぎ)から。日当りのいい林縁、川沿に生える高さ1〜4メートルの落葉低木。
株立ちしてよく分枝する。樹皮は灰褐色で、古くなると剥がれる。 葉は対生し、卵形〜卵状披針形で、長さ4〜9センチ、幅2.5〜3.5センチ。先は鋭尖頭で、基部は円形〜くさび形、縁には微細な鋸歯がある。質はやや厚く、表面には4〜6個の枝を持つ星状毛があってざらつき、裏面には10〜13個の枝を持つ星状毛がやや密に生える。葉柄は長さ2〜5ミリ、星状毛がやや密に生える。花は枝先に幅の狭い円錐花序となって多数下向きに咲き、白色で鐘形、径約1cm。花弁は5個、倒披針形〜線状倒披針形で、長さ1〜1.2cm、外面に星状毛が散生する。萼、花柄、花序の軸には星状毛が密生する。

撮影手記

春から夏にかけての山は一週間で全く趣が異なる。一週間前来たときはウツギの花姿見ることなく、立ち止まらず歩いた。それが今や満開のウツギの花に道はおおわれていた。

   
2017年7月2日 山梨県山中湖町  キャノンEOS70D EF50ミリマクロ

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