タニソバ

タデ科イヌタデ属

分布 本州・四国・九州

花期 7〜10月

特徴

山地内のやや湿った林内に群生する一年草。茎はよく分枝して横に広がり、無毛で暗赤色を帯びることが多い。葉は互生し、卵形で長さ1〜9センチ、幅0.5〜3センチ。先は鋭尖形で、基部はくさび形で、葉柄に翼となって流れて茎を抱く。裏面には毛と腺点がある。葉鞘は長さ約5ミリ、先は斜めに切れ、基部は有毛。花は枝先や葉腋に多数集まって頭状となり、花被は白色〜淡紅色で4裂する。

撮影手記

沢沿いの登山道に群生していた。花は目だたつ地味であるが、アップして見ると、なかなかの美人ということは、よくあること。

   
上 2019年9月21日 高尾山 キャノンEOS70D EF50ミリマクロ オリンパスTG−4

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