タデ科イヌタデ属 分布 北海道・本州・四国・九州 花期 7〜10月 特徴 田のあぜ道や水辺などに群生する、高さ0.3〜1メートルの一年草。和名は溝に成育し、葉がソバに似ているからとの意味。茎には下向きの刺がある。葉は互生し、長さ4〜10センチの卵状ほこ形。基部は耳状に張り出す。両面とも星状毛と刺がある。托葉鞘は長さ5〜8ミリの短い筒形でときに上部が葉状に広がる。はなは枝先に10数個集まってつく。花披は長さ4〜7ミリで5裂し、裂片の上部はへに紫色、下部は白色。 撮影手記 88年、アケボノシュスラン撮影に千葉県のある古寺に行く。鎮守の森に入るとミゾソバが群生していた。タデの仲間は花をアップで見ると美しいのが多い。ミゾソバはその中でもトップクラスの美人だと思う。 21年、高尾山の沢沿いで仲間ともにミゾソバをアップで撮影し、その美人顔に見とれてしまった。 左 1988年10月9日 千葉県 キャノンF−1 FD100ミリマクロ |