アキノウナギツカミ

タデ科イヌタデ属

分布 北海道・本州・四国・九州

花期  6〜10月

特徴

茎に下向きの鋭い刺があり、ウナギをつかめることから和名がある。水辺に生える1年草。茎の株は地をはう。部は斜上または直立し、稜角には下向きの刺がある。葉は互生し、卵状披針形〜長披針形で、長さ5〜10センチ、幅2〜3センチ。先は尖り、基部は矢じり型になり、茎を抱くように張り出す。托葉鞘は筒形で、先は斜めに切れた形。花は茎頂に数個まとまってつき、花被は下部が白色、上部は淡紅色で、5深裂する。

撮影手記

千葉県山武市の食虫植物自生地で撮影。ここの湿原は春から秋にかけて、いつ行っても楽しめる。アキノウナギツカミが咲くころは、この湿原の花の季節も終盤にかかっている。花のアップを撮影したら、意外にもその美しさに驚いた。

   
2017年10月8日 千葉県山武市  キャノンEOS70D EF50ミリマクロ オリンパスTG−4

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