危惧種1B類 スミレ科スミレ属ニョイスミレ類 分布 茨城県・栃木県・宮崎・鹿児島 花期 5〜6月 特徴 本州では、利根川沿いに点々とするスミレ。河川の開発により、絶滅の危機に貧している。現に2003年、開発により群馬県唯一の自生地は絶滅した。アシ原や湿り気のある草原に生える。草丈は0.3〜1メートル。葉は長さ4〜6センチで長披針形。托葉は長さ2〜4センチと大きく鋸歯があり、葉のようにみえる。花は直径1センチほど。花弁の外側は淡紫色になり、側弁の基部は短い毛が密生する。 撮影手記 89年、利根川の支流・小貝川のある場所に撮影に行く。前年、見当違いの場所を探して見つからず、TさんとKさんの情報を元に探す。三度目にして見ることができた。背丈を超えるアシの中に咲いて見つけづらかった。 03年、渡良瀬遊水地においても撮影。どちらも大雨の場合は水没してしまう地であった。 |