希種 スミレ科スミレ属 自然交配種 ナガバノスミレサイシン*アケボノスミレ 分布 本州 花期 4月 特徴 スミレの自然交配種は数は多いけれど、いつの間にか児絶えてしまう。ナガバノアケボノスミレは、地下茎でも増えていき、ときには群生する。やがって最盛期が過ぎると徐々に衰退していく。 葉は少なく、最初は表面に巻いており次第に展開する。展開後は卵状披針形で先は三角状に尖る。花は2か3つ程度でアケボノスミレより大きく、花冠は淡紅紫色が多いが白色に近いものもある。葉は親の中間形。花は白いのから紅紫色まで。 撮影手記 96年、ナガバノアケボノスミレが奥多摩のある山にある情報を元にUさんと行き、撮影することができた。 06年、一人高尾山の尾根道を歩いていると、ピンク色の花の小さな群落があった。アケボノスミレかなと思い見てみると、ナガバノアケボノスミレであり喜んで撮影した。 21年、高尾山で新たな群生地で撮影。ちょうど見頃であった。 |