フジスミレ

     
  1988年4月24日 栃木県 
 キャノンF−1  FD100ミリマクロ
   1988年4月24日 栃木県 
 キャノンF−1  FD100ミリマクロ 
  2005年5月1日 栃木県 
 キャノンEOSー1 タムロン90ミリマクロ
 1988年4月24日 栃木県  キャノンF−1  FD100ミリマクロ
  希種

スミレ科スミレ属ミヤマスミレ類 

分布 栃木・群馬県

花期 4月

特徴

ヒナスミレに似ている。ヒナスミレより、花の色は青みが強い。沢沿いのやや湿り気のある落葉樹林に生える。草丈3〜8センチ。花期の葉は長さ2〜4センチの卵形で基部は心形。表面には紫色を帯びる。葉脈沿いに白い斑が入り、裏面は紫色帯びる。花は直径1,5〜2センチで淡紅紫色から紅紫色。側弁にまばらな毛がある。斑のないフジスミレをミドリフジスミレと言う。

撮影手記

私個人的趣味において、スミレの三代美女をあげるとすると、ヒナスミレ・オサカスミレと、このフジスミレ。その希少と美しさによりスミレマニアや山草愛好家の盗掘により、残念ながら自生地での数は減り続けている。

88年、Mさん・Fさん・Kさんと栃木県のフジスミレの自生地へ。初めて見るフジスミレのかわいらしさに一目惚れ。斑のないミドリフジスミレもいくつか見ることができた。
05年、Uさんと行く。前回撮影した場所はテニスコートになっていたが、別の場所に生えていてホッとした。
25年、20年ぶりにフジスミレに会いに、日光市へ、スミレ撮影家さんに案内していただく。四月初めに行ったときは、まだ先始め。一週間後再び尋ね、満開のフジスミレを撮影することができた。
   2025年4月22日 日光市
オリンパスTG−7
 
     
  2025年4月22日 日光市 キャノンEOSR7 EF50ミリマクロ