希種 スミレ科スミレ属ミヤマスミレ類 分布 栃木・群馬県 花期 4月 特徴 ヒナスミレに似ている。ヒナスミレより、花の色は青みが強い。沢沿いのやや湿り気のある落葉樹林に生える。草丈3〜8センチ。花期の葉は長さ2〜4センチの卵形で基部は心形。表面には紫色を帯びる。葉脈沿いに白い斑が入り、裏面は紫色帯びる。花は直径1,5〜2センチで淡紅紫色から紅紫色。側弁にまばらな毛がある。斑のないフジスミレをミドリフジスミレと言う。 撮影手記 私個人的趣味において、スミレの三代美女をあげるとすると、ヒナスミレ・オサカスミレと、このフジスミレ。その希少と美しさによりスミレマニアや山草愛好家の盗掘により、残念ながら自生地での数は減り続けている。 88年、Mさん・Fさん・Kさんと栃木県のフジスミレの自生地へ。初めて見るフジスミレのかわいらしさに一目惚れ。斑のないミドリフジスミレもいくつか見ることができた。 05、Uさんと行く。前回撮影した場所はテニスコートになっていたが、別の場所に生えていてホッとした。 |