ムカゴニンジン

セリ科ムカゴニンジン属

分布 北海道・本州・四国・九州

花期 8〜11月

特徴

名前は、ムカゴが付くことと、根が朝鮮ニンジンに似ていることから。根は食べられる。湿地や水中に生える、高さ0.3〜1メートルの多年草。茎はよく分岐する。上部の葉は3出複葉、下部の葉は単羽状複葉。枝先に複散形花序を出し、白色の花をたくさんつける。

撮影手記

今、最も滅び行く植物が多いのは低層湿地である。宅地造成や自然破壊の温床のゴルフ場開発など。湿地ではふつうに見ることのできたムカゴニンジンも、あまり見かけなくなりつつある。千葉県山武市で保護している湿地は今では大変に貴重だ。
 

左 2008年8月24日 千葉県山武市
キャノンEOS 40D EF50ミリマクロ

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