ミヤマシシウド

セリ科シシウド属

分布 北海道・本州(東北南部・中部地方)

花期  7〜8月

特徴

亜高山帯の草地に生える草丈50〜150センチの一稔性の多年草。シシウド似ているが、葉が一層広く、小葉は細くて長く、裏面脈上にしか毛はないのが特徴。
 茎は上部で枝を分け、無毛。葉は3回羽状複葉で、小葉は長楕円形で長さ6〜15センチ、幅は細く先が尖る。葉柄はふくらんで袋状になる。裏面脈上に毛がある。花は大きな複散形花序となり、白色の小さな花を多数つける。 

撮影手記

大型の植物で高山帯・亜高山帯のお花畑ではよく目立ち、ときには群生している。花はまるで花火のような形状である。セリ科の見分けは私は少し苦手だけれども、ミヤマハナウドはすぐにわかる。


左  2012年8月5日 尾瀬ヶ原
キャノンEOS50D EF50ミリマクロ
   
1994年8月11日 北岳
キャノンF−1 タムロン90ミリマクロ
 2005年8月15日 尾瀬沼 
キャノンEOS−1 タムロン90ミリ

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