ヒカゲミツバ

     
   
  2021年10月3日 高尾山 オリンパスTG-6 キャノンEOS6DⅡ EF50ミリマクロ 
セリ科カノコヅル属

分布 本州・関東以西・九州

花期 8~10月

特徴

山地の林下に生える草丈30~80センチの多年草。 茎は直立し、上部で分枝する。葉は全て2回3出複葉で長い柄がある。小葉は長楕円形~広卵形で、長さ2~10センチ、幅1~5センチ。質は薄くて柔らかく、両面と縁に伏短毛があり、縁には鋸歯がある。花は10個程度が小散形花序で、花弁は白色、総苞片はないかあっても3個、小総苞片は線形で3~6個。果実は扁球形で、長さ3~4ミリ。

撮影手記

高尾山では珍しい、ヒカゲミツバの情報を聞いて一人行く。風に揺られ、細長い被写体は背景に溶けやすく、デジ一眼レフの感度を上げ、やや解放気味で全草を撮影。オリンパスTG-6で接写して見れば、これまた、妖精のような可愛らしい花であり、楽しくなった。

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