ナデシコ科マンテマ属 分布 南アルプス 花期 7〜9月 特徴 白花品をシロバナタカネビランジという。北岳以南の南アルプスはシロバナタカネビランジが。鳳凰山系は紅花のタカネビランジと住み分けている。高山帯の岩場に生える多年草。高さ10〜30センチ。茎の上部で腺毛が混じる。葉は長さ1,5〜4センチ。幅5〜10ミリ、萼筒は長さ1〜1.2センチ、10脈がある。花は1〜数個。直径2.5〜3センチ。花弁は2中裂する。茎に下向きに曲がった毛がある。萼筒、花柄、苞に腺毛がある。 撮影手記 92年9月北岳、八本歯のコル周辺にてシロバナタカネビランジを撮影。夜行日帰りの強行軍。すでに体は満身創痍の状態。高山病特有の吐き気と頭痛をこらえて撮影し、目的のサンプクリンドウを撮影して気力しぼって下山。苦しかった。 |
1986年8月26日 鳳凰山 キャノンF−1 FD100ミリマクロ |