危惧種1A類 ナデシコ科マンテマ属 分布 南アルプス 花期 7〜8月 特徴 高山帯の砂礫地や岩場に生える多年草。高さ5〜25センチ。花は1個。茎の先に下向きに咲く。萼筒に暗紫色の10脈があり、脈状に黒紫色の軟毛がある。茎葉は2〜3対、長さ2〜5センチ。両面に毛がある。 撮影手記 85年、北岳。待望のタカネマンテマに出会い、撮影したけれど、早朝の光線の悪い時に撮影したのが、左の写真。当時まだ傘を利用して日影作りの技なく、太陽光をもろに当ててしまった。 18年。タカネマンテマの撮影を一番の目的に登る。肩の小屋で泊まり、早朝頂きをめざす。そして、頂きより求めていたタカネマンテマを見つけて撮影。33年の宿題をはたせた。 左 1985年8月5日 北岳 キャノンF−1 FD100ミリマクロ |