絶滅危惧2類 キンポウゲ科オキナグサ属 分布 本州・四国・九州 花期 4〜5月 特徴 羽毛状にのびた花柱をつけたそう果を老人の白髪にたとえたもの。山野の日当たりの良い草地に生える多年草。全体に長くて、白い毛が多い。根生葉は2回羽状複葉で長い柄がある。小葉はさらに深く2〜3裂する。花茎が高さ10センチほどになると開花する。花のあとさらに伸びて高さ40センチほどになる。茎葉は3個が輪生して細かく切れ込む。基部は合着する。花弁はなく萼片は花弁状で6個あり、内側は暗紫赤色。外側は絹糸のような白い毛におおわれる。 撮影手記 85年、Tさん、Mさん、Kさんと、鬼怒川の河原に咲くオキナグサの撮影に行く。オキナグサの盗掘の跡があちらこちらにある。その盗掘の穴から、たくましく芽をだしているのもあった。河原の草地で、腹ばいになって撮影。気がつくと、毛虫か、何かの虫にさされてしまい、右手の甲はぷっくらと腫れてしまい、後日皮膚科の病院通いに。 |