キンポウゲ科ミスミソウ属 分布 本州・九州 花期 3〜4月 特徴 落葉樹林帯内に生える常緑の多年草。茎は根生し、長柄がある。葉身は3裂し、先はとがる。花は直径1〜1.5センチ。花弁状の萼片は6〜10個。長楕円形状披針形。 撮影手記 84年、春浅い芦川渓谷へ駅からMさんと歩いていく。古本屋で集めた資料から芦川渓谷にミスミソウが咲いていると調べて、ここに来た。一時間以上歩いて自生地へ。林の中、たくさんのミスミソウが咲いていた。 88年、妻の許し?を得て、結婚後の初めての野草撮影行きは、Mさんと山梨県の芦川渓谷へ、ミスミソウの撮影に行く。当初の目的の朝霧高原で目的の花見つけられず、花を求めての移動であった。 その後、何回も再撮影の機会を狙っていたけれど、かなわず、さらに平成の終わりに、芦川渓谷の自生地は大盗掘にあってしまった。ネット情報社会の大きな弊害である。 やっと三度目尋ねることができたのは、36年後の24年、花友から新たな自生地を教えてもらい、尋ねた。oo川沿いの集落の里山に、ひっそりと咲いていた。薄紫色の花も咲いていた。 |
1984年3月25日 山梨県芦川渓谷 キャノンF−1 FD100ミリマクロ |
1988年3月20日 山梨県芦川渓谷 キャノンF−1 FD100ミリマクロ |