キンポウゲ科トリカブト属 分布 谷川岳山系・利根川源流・野反・日光白根山 北アルプス・中央アルプス・八ヶ岳 南アルプス 花期 8〜9月 特徴 亜高山帯から高山帯の草地に生える、高さ40〜100センチ。葉身は長さ・幅とも5〜13センチ。ほとんど基部まで3裂し、裂片はさらに2〜3裂する。花序・花柄・萼片に開出毛を密生する。 撮 左 1984年8月4日 南アルプス キャノンF−1 FD50ミリマクロ |
撮影手記 84年、南アルプス南部の山旅。荒川三山を超えて赤石岳、百間平小屋にて三泊目の宿を取る。米と青リンゴを補給する。山小屋の主人と植物談義とラジオから流れるロサンゼルスオリンピックに興じた。 翌朝、夜明け前に山小屋を出る。中盛丸岳で、ご来光。尾根道にてライチョウを見る。兎岳、そして、きびしい登りの聖岳。青リンゴをかじり、力を得って、登頂。百名山の一つの頂きをゲット。 聖小屋近くにあるお花畑は、ニッコウキスゲの群落目を楽しみ、またホソバトリカブトを見つけた。 20年、一人八ヶ岳・硫黄岳に登る。沢沿いの道を歩くと、ひときわ目立つホソバトリカブトが咲いていた。 |