危惧種1B類 キンポウゲ科キタダケソウ属 分布 アポイ岳 花期 5〜6月 特徴 高山帯蛇紋岩に生える多年草。茎葉は互生し、根生葉の葉柄は筒形。花は白色。花弁状萼片は6〜15個。 花弁の長さは幅の二倍以上。根生葉の頂小葉の柄は側葉小葉の柄の1〜2倍。この種は、キタダケソウ・キリギシソウ・ヒダカソウの三種類しかなく、かぎられた場所でしか自生していない。盗掘による絶滅が危惧される。 撮影手記 今や左上の写真のような株は見ることはできない。かろうじて花の咲かない子株が残されているのにすぎない。84年、一人前夜止まり一泊二日で、北海道・アポイ岳へ。深夜様似の駅につき、民宿にとまり、早朝、アポイ岳へ。一番の目的は、このヒダカソウ。無事対面できて、感激したものの撮影中、ダニにヘソの穴刺されてしまい、帰宅後その処置に困った。 |