フクジュソウ

絶滅危惧2類

キンポウゲ科フクジュソウ属

分布 北海道・本州・四国・九州

花期 3〜4月

特徴

山野のやや明るい林内に生える高さ10〜25センチの多年草。根茎は黒褐色で太く直立する。多数のヒゲ根を束生する。3〜4回羽状に細裂する。根生葉はない。枝先に黄色の花を1個〜数上向きに開く。花は直径3〜4センチ。花弁は10〜20個。萼片より長く、黄色で金属光沢がある。萼片は帯暗紫柴緑色。


左  1992年3月8日   秩父 四阿屋山 
キャノンF−1 FD100〜200ミリズーム
     
1986年3月2日   秩父市皆野町 
キャノンF−1 FD100ミリマクロ 
1985年3月31日  藤原岳
 キャノンF−1 FD100ミリマクロ 
1995年3月5日  秩父 両神山村
 キャノンF−1 FD50ミリマクロ 
2016年2月21日 山梨県早川町
キャノンEOS70D EF50ミリマクロ
2016年2月28日 高尾山
キャノンEOS70D EF17〜50ミリズーム
2016年2月28日 高尾山
キャノンEOS70D EF17〜50ミリズーム
2016年3月6日 高尾山
キャノンEOS70D  EF50ミリマクロ
2017年3月12日 高尾山 
キャノンEOS70D  EF50ミリマクロ
 2021年2月14日 高尾山 
  キャノンEOS6DU EF50ミリマクロ
  撮影手記

私が野草撮影を始めた頃の80年代は、セツブンソウともに秩父市に咲くフクジュソウがその年の花追いのスタートになっていた。とくに、奥武蔵の城峰山麓には、そのころは毎年通っていた。85年は、大垣行の夜行列車を利用して、藤原岳へ。フクジュソウの自生地につくころ、雪が降りたちまち雪景色に。92年、妻とフクジュソウの山として有名な四阿屋山へ撮影に行く。この時妻のお腹には、赤ちやんがいたことを後日知ることに。95年は中学時代からの友人と両神村へ。一面雪に覆われていて、その中からフクジュソウが咲いていた。

花の百名山・田中澄江著によると高尾山の花としてフクジュソウが紹介されている。以来、高尾山において、フクジュソウを見てみたいと思っていた。情報を得て、16年にやっと撮影できた。その後数か所で見ることができ、22年尋ねたところは、かなりの奥地で人に知られずに咲いていた。
23・24年、東京に大雪が降った翌日、幸いなことに祝日であったので、雪とフクジュソウが撮影できると思い、現地へ。

高尾山のフクジュソウを、ミチノクフクジュソウとして紹介しているブログやHPが多い。が、開花時期・茎が中空ではない。詰まっている。集合果の様子からフクジュソウである。

追記
最近、高尾山でもミチノクフクジュソウが咲いていると情報が、いずれか確かめに行かなくては。
   
2024年2月18日 高尾山 オリンパスTG−6
     
 2021年2月14日 高尾山 
  キャノンEOS6DU EF50ミリマクロ 
  2022年1月3日 奥武蔵 
  キャノンEOS6DU EF50ミリマクロ
  2022年2月6日 高尾山 
  キャノンEOS6DU EF50ミリマクロ
     
  2022年2月6日 高尾山 
  キャノンEOS6DU EF50ミリマクロ  
   2022年2月11日 高尾山 
  キャノンEOS6DU EF50ミリマクロ
  2023年2月11日 高尾山 
  キャノンEOS6DU EF50ミリマクロ 
     
  2024年2月18日 高尾山 
  キャノンEOSR7 EF50ミリマクロ  
 2024年2月18日 高尾山 
  キャノンEOSR7 EF50ミリマクロ
     
2022年2月11日 高尾山 オリンパスTG−6

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