ケシ科キケマン属 分布 本州関東以西・四国・九州・沖縄 花期 3〜6月 特徴 海岸や低地に生える高さ50〜70センチの越年草。茎は太くて丸い、根元から分枝し、中空で赤みを帯びる。無毛で全体に白緑色を帯びる。葉は2〜3回3出複葉、長さ、幅とも10〜25センチ。小葉は深裂し、最終裂片は卵状くさび形で欠刻がある。花は総状花序に多数つき、黄色で長さ1.5〜2センチ、距は短い。苞は披針形。花柄は長さ4〜6ミリ。果実(刮ハ)は狭披針形〜狭長楕円形。茎や葉を傷つけると悪臭がする。 撮影手記 スナビキソウを撮影した後、帰り道でキケマンを見つけて撮影。はじめサヤエンドウ風の果実あったので、ノササゲと勘違い。帰宅後ケシ科のキケマンと判明した。山で、ミヤマキケマンはよく見かけるが、キケマンは海岸や低地に自生するため、私にとってなかなか出会える機会少なかった。 |