イラクサ科イラクサ属 分布 本州・四国・九州 花期 6~10月 特徴 山地の木陰などに生える多年草。高さ0.4 〜1メートル。茎は四角形で茎や葉に蟻酸を含む棘が多く、刺さると痛い。葉は対生し、長さ5〜12センチの広卵形で、欠刻状鋸歯がある。雌雄同株。茎頂部に雌花穂がつく。花被片は4個で、花後に2個が大きくなる。花柱は1個。雄花序はやや下部につき、淡緑色で、花弁はなく萼片は4個、雄しべは4個。 撮影手記 ヤブこぎしたときや、撮影の際イラクサの棘に痛い思いすることがままある。嫌われ者の野草であるが、若芽は食用になるし、葉を乾燥し煎じて茶として飲めば花粉症を和らげられるそうだ。 |