ヤマシャクヤク

絶滅危惧2類

ボタン科ボタン属

分布 北海道・本州・四国・九州

花期 5〜6月

特徴

山地の落葉樹林内に生える、高さ草丈30〜60センチの多年草。葉は3〜4個が互生し、2回3出複葉、小葉は楕円形〜倒卵形で長さ5〜12cm。先は尖り、両面とも毛がなく、裏面は白色を帯びる。花は茎頂に1個つき、上向きに咲き、花弁は5〜7個、白色で径4〜5センチ。雌しべは普通3個、花柱の先は赤くて、短く外に曲がる。種子は黒色。

  2019年5月5日 高尾山 キャノンEOS70D EF50ミリマクロ
  2015年5月6日  高尾山 キャノンEOS50D EF50ミリマクロ
 2016年5月8日  高尾山 キャノンEOS70D EF50ミリマクロ
  撮影手記

美人を見立てた故事「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」のシャクヤク。清楚な花であり、美人薄命というか、散るのも早く。日曜休みしか山行けない私にとって、なかなか開花のタイミングに合うのが難しい。

はじめてヤマシャクヤクを見たのは、85年。山梨県でスズムシソウを麓で撮影でき、ついでにその山を登ると、なんとヤマシャクヤクに出会え、超ラッキー。

その後、高尾山にあると聞き、15年に撮影することができた。以来機会があれば通っている。21年は自生地へ向かうと後から見知らぬおばさんが無断でついてくる。自生地をネットなどで拡散されるのがいやなので、途中で見つからないと言って引き返した。
 
 2021年4月25日 高尾山  キャノンEOS6DU EF50ミリマクロ オリンパスTG−6
   
 2021年5月5日 高尾山  キャノンEOS6DU EF50ミリマクロ オリンパスTG−6

 1985年5月26日 山梨県  キャノンF−1 FD50ミリマクロ

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