準絶滅危惧種 ベンケイソウ科イワレンゲ属 分布 本州・四国・九州 花期 9〜11月 特徴 暖地の岩上や屋根の上などに生える多年草。葉は扁平で純白を帯び、長さ4〜6センチの長楕円状へら形。花は白色で花弁の咲きはとがらない。 撮影手記 88年、花追い仲間のKさん・MAさんと行く。撮影の待ち時間、当時、独学していた通信教育の簿記二級のテキスト問題をこなしながら。大空の下の勉学は中々おつなもの。 その後、ある書籍に山梨県の大月市のある山に群落があると紹介されていた。15年に訪ねて撮影。ツメレンゲの群生地は多肉の葉が紅葉しており、岩場が紅サンゴに覆われているようだ。人ひとり出会わない静かな山であった。 20年、高尾山にもツメレンゲが自生している・・・友人に教えていただき案内していただいた。ちょっと変わった場所に生えていた。 22年、大月市と上野原市の自生地を尋ねる。大月市の自生地は、葉が赤く紅葉し、花も赤みさしている株が多く紅サンゴが開花しているようだ。となりの上野原市の自生地は葉な緑。花弁の赤みは少ない。花だけクローズアップしてみると、ハナネコノメにそっくりであった。 23年、11月3日山梨県大月市と四方津市・5日に神奈川県愛川町の自生地に行く。愛川町の河川敷に咲くツメレンゲの大群落には目をみはった。栄養が良いのか、生育よく大型のツメレンゲがびっしりと生えている。案内していただいたEさんに感謝。 |