ヤマブキ

     
2008年4月27日 鳴神山
キャノンEOS 40D EF50ミリマクロ
  2023年4月2日 高尾山
 キャノンEOSR7 EF50ミリマクロ  
 
バラ科ヤマブキ属

分布 北海道・本州・四国・九州

花期 4〜5月

特徴

山地の沢沿いなど、湿ったところで普通にみることができる。また庭にも広く植えられている。地下茎をのばして増え、高さ1〜2メートルになる。茎は細く、根元から群がって生えている。木質だが3〜4年で枯れる。葉は互生して、長さ4〜8センチの卵形でさきはとがる。縁には重鋸歯がある。前年伸びた短い枝先に直径3〜5センチの鮮黄色の花を1個開く。花弁は5個で平開し、倒卵形で先はまるくなって、わずかにへこむ。

撮影手記

黄金色を山吹色として、古くから愛されてきた花である。また、太田道灌の山吹伝説として知られている「七重八重 花は咲けども 山吹の実の(みの)一つだに なきぞ悲しき」。歴史好きな私にとって太田道灌は好きな戦国武将のひとりだ。戦国初期、武将が駆け巡った関東平野を思い浮かべながらシャッターをきった。

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