チョウノスケソウ

1985年8月5日 北岳 
キャノンF−1 FD100ミリマクロ
1992年7月19日 北岳
 キャノンF−1 タムロン90ミリマクロ
バラ科チョウノスケソウ属

分布 北海道・本州中部

花期 7〜8月

特徴

発見者の須川長之助氏からとったもの。高山帯の草地に生える、高さ5〜10センチの落葉小低木。茎は地表を匍匐しよく分枝する。葉は枝先にまとまってつき、卵状楕円形で長さ1〜2cm。質は硬く、6〜8対の窪んだ葉脈があり、縁には先の円い大きな鋸歯がある。裏面は白い綿毛が密生する。花は茎の先に1個つき、花弁は8〜9個で白色〜黄白色、径1〜1.5センチ。

撮影手記

85年の夏、初めての北岳登山にて撮影。稜線にたどりついたとたん、激しい頭痛と吐き気に襲われる。高山病だ。以来、北岳に登る度に高山病にかかるクセがついてしまった。翌日には頭痛がやみ、北岳に咲く高山植物を撮影した。
92年はキタダケソウを撮影を目的に夜行強行軍。目的を達した後、チョウノスケソウが咲いてたので撮影した。
18年北岳。この年は開花が早く、すでにキタダケソウは終わっていた。チョウノスケソウは花盛り。美しくかわいい花を愛でることが出来て幸せだ。
   
上 2018年7月15日 北岳 キャノンEOS70D EF50ミリマクロ

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