1993年9月13日 茨城県水海道 キャノンF−1 タムロン90リマクロ |
2021年9月20日 高尾山 キャノンEOS6DU EF50ミリマクロ |
アサ科カラハナソウ属 分布 日本全土 花期 8〜10月 特徴 野原や道ばた・空き地、荒れ地など生える場所を選ばない。繁殖力旺盛で、一面覆い地上に陽の光をうばう。つる性で多の植物にからみつく。さらに、茎や葉柄にトゲがあり、さわると痛いし、傷つく場合もある。最凶の雑草と呼ばれている。葉は対生し、長さ5〜12センチで、掌状で5〜7裂する。雌雄異株。雄花は淡緑色で円錐状の大きな花序にまばらにつく。雌株は苞につつまれ、下向きの短い穂状花序につく。 撮影手記 古い図鑑から新しい図鑑と参考書籍を変わるために科や属がいつのまにかに変わっていることが多く、そのときはHP内の移動に手間がかかる。このカナムクラも、クワ科からアサ科になっていた。 嫌われ者の野草である。鋭い逆さ向きの棘は農作業やヤブコギのさい素肌に傷つけることが多い。花粉もアレルギー原因の一つ。欧州では、日本から帰化して各地に広がり大きな問題になっている。 ツル性植物の特性として、いろいろな他の植物にからみつく。全体写真として撮影すると、他の野草がまるでその野草(撮影した野草)の実葉のように見えることがよくある。それが自然のなので、たとえまぎわらしくなってもそのまま掲載している。 |